お茶目な乙女、お茶子の日常と本

別に誰も興味の無いのに自分の日常や本とか趣味などを書いてみる。自己満です。

終戦日から70年

今日は終戦から70年。
昨夜火垂るの墓を久しぶりに見ていて途中でチャンネルを変えられた。
何回も観たのだが後日改めて見ようと思う。

今年は日本がどんな酷い事をしてきたか。又されたのか改めてニュースなどで切り込んだ話しを見る機会が沢山あった。

恨まれても仕方がない。
恨んでも仕方がない。
そう思う。
この憤りの無い想いと向き合い、きちんとした情報を知り忘れない事でしか過去の自国の過ちを償う事が出来ないと思った。

ただいたたまれない気持ちで謝罪するのも違うと思う。
そんなおかしな事がまかり通る時代で誰が人柱になるのか?多様な意見や考えを言えない時代があった。

今も戦争の爪痕は残っている。被曝した人その子ども達。地雷。毒ガス兵器。
中国のあちこちにまだ毒ガスが埋まっている。それを日本人が埋めて帰ったという事実をニュースで初めて知ってショックだった。

韓国の慰安婦問題もショックだった。同じ女として本当にショックだった。

日本人だって沢山酷い目にあったのだろうけれどそれをあまりニュースで言わないのはなぜなのだろう。

日本人女性も酷い目にあって外国人の子供を身ごもり産まれて直ぐに殺さなくてはいけなかったというのもある。
当時福岡に医療施設があったそうだ。
元看護師のお婆さんは産まれて直ぐに赤ん坊の首を絞めて殺したと言っていた。少しでも産声を聞けば母親の決心が鈍り罪悪感がますからと…
今でも赤毛の赤ん坊の事が忘れられないのだど涙を流していた。
そんな時代を実際に体験した話しを聞かされると怖い。

でも、まだどこかで戦争や内乱は起こっている。
せめて、日本だけはこのまま戦争をしないでほしいと願う。

でも、戦地に自衛隊が送られている。

これは戦争と同じなのではないのか?
でも、見て見ぬふりも出来ないか…
行けば誰かを傷つけ、一方で行けば誰かを助けられるかもしれない。

正しいが分からなくなる。
どちらを選んでも何か大事な物を失う。

今日本は何処へ向かっているのだろう。
何処を目指しているのだろう。